スイスの非営利財団「世界経済フォーラム」(WEF)は、各国における男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」を毎年公表しています。この指数は「経済参画」「教育」「健康」「政治参画」の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示し、値が1に近いほど順位が高いものです。
日本の総合値は0.666、順位は148ヵ国中118位(昨年は146ヵ国中118位)でした。日本は「教育」と「健康」が世界トップクラスである一方、「経済」と「政治」の値が低く、順位も「経済」112位、「政治」125位となっています。
これに併せ、「地域からジェンダー平等研究会」が作成した「都道府県版 ジェンダー・ギャップ指数」から長野県のデータを紹介します。それぞれの足元の強みと課題を認識し、地域から日本のジェンダー平等を実現することが、この「都道府県版」の狙いです。